Case Study

事例を知る

組織が変わる、仕事が変わる

機械学習基盤を使ってクリエイティブな仕事を進めている事例を紹介します

大規模組織のデータ利活用推進メンバーが実践する
デジタルイノベーション

“データ利活用人材の育成”
今後のプロジェクトで重要な点はどこでしょうか

古川 様

データの「見える化」をきっかけとして、AI(人工知能)を含むより高度なデータ利活用を全社的に拡げていくことを目指しています。2019年11月に発表した経営ビジョンCompass2030では「LNGバリューチェーンの変革」として「これまで培ってきたノウハウを”究め込み”、競争力を持って、AIなどの技術をしっかり活用して新たな領域を”切り拓く”ことにより、お客様に価値を提供していく」という挑戦を掲げています。この実現を目指すべく、マーケティングをはじめとするデータ利活用の事例が既に多い領域だけでなく、従来の人の力で一生懸命回していた領域についてもデータやAIの活用によって新しいやり方を作っていける、切り拓いていけるような会社にしていきたいと思っています。

笹谷 様

私も同じで、データの利活用は一部のメンバーや専門の組織だけがやることではなくて、事業の根幹に根付くような組織を目指すことがやるべきことだと思っています。Tableauもそのための一つのツールです。その先にはデータに基づいて意思決定をどう回すか、その文化ややり方をいかに定着させていくか、各部門において推進できるような人材をどう組織的に増やしていくのか、といった課題にさらに取り組む必要があると考えています。

“実践を通して養ったデータを扱う勘所かんどころ
データ利活用の推進マネージャとして必要な素質は何でしょうか

古川 様

東京ガス入社時は研究所に配属されました。当時研究所では燃焼技術や導管の腐食防食技術、ガスエンジンの発電効率向上などといった基礎技術やハードの技術開発テーマが中心でしたが、その中で省エネルギー評価やCO排出量評価のような、環境やエネルギーシステムの分析・評価関連のテーマを担当していました。その後、環境やエネルギーに関する領域を軸に、データを活用した様々な取り組みテーマに従事していく中で、目的とデータの種類・特性等に応じた扱いについてのある意味勘所的なものが養われたように思っています。データを使う経験をするということが大切だったなと思っています。

笹谷 様

私は東京ガスに入ってずっとデータ分析関係の仕事に就いています。どこの課題をどう解くべきなのかといった交通整理のような部分というのは、座学や研修を受けるだけでは習得が難しい部分であり、ある程度ケースを重ねることで勘所を養えたと思っています。東京ガスの場合はガスの生産、製造のような部分から、導管のメンテナンス、あるいは小売りというところまで様々な事業の中でデータ活用、アナリティクス活用の可能性があります。いろいろな案件を経験出来たということが重要だったなと思います。

“若い時から課題意識を持ち解決策を見いだす”
データ利活用推進マネージャの組織作りのポイントは何でしょうか

古川 様

データ分析は、型にはまった業務指示では成り立たず、自分で課題を定義して、どうアプローチして、どのようなアウトプットを期待するかを、自分なりに考えられることが重要です。若手の社員に対しては、業務背景、分析の方向性、目指すものを共有しつつも、できるだけ自分で考えられる人を育てていきたいと思っています。業務効率を考えるとつい先回りをして事前に方向修正をしてしまうこともありますが、粘り強く育成していくことも重要だと思っています。

笹谷 様

データ分析は公平だと思っています。データを丁寧に分析することで、もしかしたら新入社員でも、経験を積んだベテラン社員と同じこと、もしくは見えてなかったことを見出すことができる可能性があります。データ分析を道具にして、若い社員も早くから自分の課題意識をもつ、あるいはその課題意識に対して定量感をもって課題の所在や解決策を自分で見つけ出せるようにするのは、ビジネスをやっていくうえでの大きな武器になります。若手の育成も含め、データ分析を会社の中で突き詰めていくことで、会社の業務や意思決定、仕事のやり方が変わっていき、風通しをよくしてどんどん新たなことにチャレンジできるような環境にしていきたいと思っています。

“AIの活用という具体的な案件へ”
今後の当社との取組みについて教えてください

笹谷 様

具体化した個別案件だけではなく、すごく気軽にご相談させていただいている中での、商売っ気なく純粋にデータ分析やアナリティクスをどうしていくかというディスカッションが本当にありがたいです。引き続きご一緒させていただければなと思っています。

古川 様

データ活用という観点で相談相手として、ソリューションのイメージがまだ固まっていない、柔らかい段階から相談に乗っていただき、ディスカッションを通じて具体化、案件化して一緒に進めていければ幸いです。また、単なるデータの見える化・活用に限定せず、より高度にデータを活用する、例えばAIの活用という観点でも今後相談させていただきたい案件があると思っています。

社名 東京ガス株式会社
URL https://www.tokyo-gas.co.jp/
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